お知らせ

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2022 . 05 . 12

NEWS RELEASE -《ONE DOJIMA PROJECT》

NEWS RELEASE -《ONE  DOJIMA PROJECT》


今般、大阪・堂島で2024年開業予定の「Four Seasons Hotel」と分譲マンション「Brillia Tower 堂島」が一体となった超高層複合タワー≪ONE DOJIMA≫にて、弊社の企画・協力により同敷地屋外のパブリックアートの一つを、世界的に注目される日本の彫刻家・名和晃平氏が手がけることが決定しましたのでお知らせします。


《ONE DOJIMA》では、「旅とアート」をテーマに世界のトップアーティストたちのアート作品を展示を予定しており、 弊社はプロジェクト企画協力として日本を代表するアートキュレーター南條史生氏(森美術館特別顧問、エヌアンドエー株式会社代表取締役)の監修により
今回のパブリックアートの選定を始め他アート作品の選定等に携わらせて頂いております。


また、2024年5月に予定している名和氏のパブリックアートの公開に先立ち、2022年6月3日(金)~5日(日)の3日間限定で、同氏制作による映像作品
“Tornscape”(プログラマー 白木良氏、音楽家 原摩利彦氏とのコラボレーション)の一般公開を行います。会場となる「Brillia Tower 堂島 ゲストサロン」では本作のほか、同氏の平面作品も併せて展示を予定しています。

 


NAWASAN.jpg

名和晃平《Tornscape》[参考図版]
2019, photo: Nobutada OMOTE | Sandwich, installation view, “Throughout Time : The Sense of Beauty”, Nijo-jo,
Kyoto, Japan, 2019



大阪の堂島・中之島エリアは、国立国際美術館をはじめ、先般開館した大阪中之島美術館など、大阪の文化・芸術の拠点が集積しており、
今後アートの街として更なる発展が期待されています。弊社は、本プロジェクトを通じて、アートを通じた街づくりに貢献してまいります。

■東京建物株式会社による 
プレスリリース 




《ONE DOJIMA》概要
東京建物株式会社とシンガポールのHotel Properties Limitedが共同で開発を推進する住宅とホテルを中心とした関西圏でも大規模な再開発プロジェクトです。
本プロジェクトは2020 年8 月1 日に着工しており、建物は高さ約 195m(49 階建て)、延床面積は約 8.2 万㎡と大阪市内でも有数の規模を誇ります。
“旅とアート”をコンセプトに、国際水準の機能を備えた住宅と、トップクリエイターのデザインによるスパトリートメントやジムを備えたスパや、
多様なシーンで利用可能なレストラン、カフェやバー、観光やビジネスの拠点となるバンケットなどを備えた
世界有数のラグジュアリーホテル Four Seasons Hotel との超高層複合タワーです。

 

 名和晃平氏 プロフィール》
彫刻家/Sandwich Inc.代表/京都芸術大学教授

1975年生まれ。京都を拠点に活動。2003年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程彫刻専攻修了。2009年「Sandwich」を創設。
感覚に接続するインターフェイスとして、彫刻の「表皮」に着目し、セル(細胞・粒)という概念を機軸として、2002年に情報化時代を象徴する「PixCell」を発表。
生命と宇宙、感性とテクノロジーの関係をテーマに、重力で描くペインティング「Direction」やシリコーンオイルが空間に降り注ぐ「Force」、
液面に現れる泡とグリッドの「Biomatrix」、そして泡そのものが巨大なボリュームに成長する「Foam」など、彫刻の定義を柔軟に解釈し、
鑑賞者に素材の物性がひらかれてくるような知覚体験を生み出してきた。

近年では、アートパビリオン「洸庭」など、建築のプロジェクトも手がける。2015年以降、ベルギーの振付家/ダンサーのダミアン・ジャレとの協働によるパフォーマンス作品
「VESSEL」を国内外で公演中。2018年にフランス・ルーヴル美術館 ピラミッド内にて彫刻作品「Throne」を特別展示。